▼1994年レインボームーブメント

ワシントンDC、リンカーンメモリアル前
|

NYセントラルパーク コンサート
|
|
この年喜納昌吉&チャンプルーズは、「レインボームーブメント」と銘打ったワールドツアーを敢行した。ワシントンDC、ニューヨーク、トロント、ロスアンジェルス、ロンドンなどでコンサートを開催し、各地で熱烈な歓迎を受けた。7月には、アメリカン・インディアン・ムーブメント(AIM)の提唱した「ウオーク・フォー・ジャスティス」に参加するためにワシントンDCを訪れた。この正義のための行進は、レオナルド・ペルティエ(AIM)の活動家で、無実の罪をきせられ裁判を受けることもできずに20年以上投獄されている)への不当な扱いに対し抗議するとともに、インディアンの現状をアピールするために行われた。この行進の最終地、ワシントン・リンカーンメモリアル広場でのコンサートで、喜納昌吉&チャンプルーズは演奏した。「アメリカの良心は、インディアンに目覚めつつあると感じています。本当にインディアンのスピリットを元にした祭りを、アメリカで起こすことに成功すれば、アメリカから核爆弾を全部撤去できます。ペンタゴンに行って(米国防総省)に行って、武器と楽器を交換するように司令官に話したい。彼らに戦争ではなくダンスを教えてあげたい。」

ワシントンDCにて
|
「すべての武器を楽器に」というメッセージは、このとき誕生した。
夏のニューヨーク恒例のトップミュージシャンが競演する「セントラルパーク サマーステージ」に、喜納昌吉&チャンプルーズは日本人としてはじめて招かれた。「アメリカには本当にいろんな顔をした人がいます。21世紀への「人類はひとつ、地球はひとつ」という目標は、このアメリカが目覚めれば可能性が高くなります。早くアメリカの軍隊と相談して、原爆と武器を楽器に替えてほしい。」クールなニューヨークの聴衆も、「すべての武器を楽器に」というメッセージに熱く興奮した。